動物愛護団体と子どもは災いの元。レイジウィルスに感染していたチンパンジー（を勝手に檻から出した動物愛護団体）のせいで感染して凶暴になった人間もといゾンビのお話と、一度は感染が終息したもののレイジウィルスの保菌者（と勝手に保護地区外に出て接触した子ども）のせいで再びゾンビが蔓延したお話。
28日後…に限らず、サバイバル系映画の主役は（火事場の馬鹿力を発揮して）どんどん強くなる。死んでいく雑魚では主役になれないもとい話が続かないので、そういう意味では災いあってこその映画だけど。28日後…の主役がデジャブだったので調べてみたら、TIMEに出ていた（タイムキーパーの）レオンとパイレーツオブカリビアンのティア・ダルマだった。ちょっぴり驚いた。
28週後…はねぇ。子ども達のお父さんが最強ゾンビだった。愛する妻を見殺しにして全力で逃げた後、子ども達が発見した妻（レイジウィルスの保菌者）にコッソリ面会に行ってバッチリ感染してしまった。そして妻を殺し（途中どんどん仲間を増やし）最後には息子を襲って保菌者にして、その息子が更に…。あの時、夫が妻を見殺しにせず庇って死んでいたら美談になったが（映画にはならないが）前頭葉が脊髄に負けた瞬間、妻が見せたあの表情。オッドアイの目で夫を殺しそうな勢いだった。
イギリスとフランスは既に滅んだと思われるが、28ヶ月後…（次回予定作）はどうなっているんだろう。20秒で発病するウィルスがネズミ算式に増えていったら、あっという間に地続きのヨーロッパ大陸は全滅しそう。…今ふと、北の将軍様だったら…と妄想してしまったわたくし。無茶振りを発揮してくれそうな予感ｗ
