久しぶりに映画に引き込まれてしまった。「想定外」と「お約束」のバランスも良く、あっという間の1時間半。（私的に）稀に見る秀作。続けて鑑賞した「フライト236」は激しく中弛みしていたが、最後の30分で何とか持ち直した。取り敢えず佳作、これ以上長かったら駄作。
ジャーマンウイングスの墜落事故は本当に痛ましい。飛行機事故関連の映画に興味を引かれたのは、この事件のせいのように思う。テロでないことは幸いだったが、自殺の道連れにされた乗客の無念は計り知れない。冥福を祈りつつ、キリスト教（副操縦士が無宗教でなければの話）ってどうよ？と思い、はみだしっ子語録にピッタリの名言はないかとググってみたら、現在明治大学で三原順（はみだしっ子の原作者）の懐古展をしていた。若くして病に倒れた作者であったが、没後20年の復活祭で再び作品に触れる事が出来ることは一ファンとして望外の喜び。万障繰り合わせて馳せ参じたい所存である。
