死を待つ人々の家

マザー・テレサの偉業の1つは「死を待つ人々の家」というホスピスの設立である。「全てを捨て、最も貧しい人の間で働くように」という啓示を受けたという彼女は「長期間にわたる献身的な働きにより、苦しみのなかにいる人々に安息をもたらした」という理由でノーベル平和賞を受賞している。

人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる。

終わりの時を迎える人々に愛を与え続けた聖女の揺るぎない信念である。モノで心は満たされないという警鐘だろうか。