がん治療の虚実

多分私はがんで死ぬと思う(ちなみに死因の第1位である)。直系家族にがんがいるし、血圧が高くないとなれば(がんを差し置いて)死因第2・3位の心・脳血管系で死ぬ確率は低いと思う。とは言っても、がんの死亡率が上がったのではなく、血圧の治療が功を奏して脳・心血管系のそれが下がっているからであり(もっと言ってしまえば)医療の進歩のお陰で寝たきりでも生きていられるからである。

がんになったら合法的に麻薬が使えると密かに期待しているのだが、抗がん剤は遠慮したい。そう思っていたところに、偶然このブログを見つけた。胡散臭い民間療法から眉唾物の先進医療、連帯責任のセカンドオピニオン(果たしてファーストを貶す根性のある医師がいるのかどうか)がん治療の現場は不思議なことだらけ。だが、修羅場をくぐり抜けた先輩方の言葉は腑に落ちた。他人の言いなりになるくらいなら死んだ方がマシだと思うので、いざという時にブレない自分でいたい。