定年

職種によって引退する(と言われている)年齢はどのくらい違うのかと思い、ググってみた。以下日本の事情。

プロスポーツ選手における40歳定年説(女子プロレス選手の25歳定年制は廃止された)、ボクシングは37歳でライセンス失効(事実上の定年)、プログラマの35歳定年説、民放女子アナの30歳定年説(昔は某放送局では女子職員は25歳が定年で、それ以降は臨時職員扱いだった)とまぁ、日本の若さ至上主義には恐れ入る次第。上記の職業ほど過酷ではないが、60歳定年の職場もそんなもの。若いうちは多少の粗相も多めに見て貰えるが、年齢が上がるにつれて風当たりがキツクなり、最後は冷や飯を食わされる。とは言え、若くても己の商品価値を見誤ればあっという間に干される可能性もあるし、実績と経験を積めば年の功として優遇されている。ちなみに自由の国アメリカでは「年齢を理由とした就職差別をすることは連邦法により禁止されていて定年退職(年齢を理由とした解雇)や嘱託雇用(年齢を理由とした雇用形態の不安定化及び賃金の引き下げ)などはあり得ない」そうだが、能力主義年俸制(終身雇用や年功序列はなし)ゆえのことだろう。

年の瀬を迎え、この一年を振り返れば、大変な災厄の年だったと思う。来年は安らかな年でありますように。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。