セルフカバーを聞いて、時の流れを感じた。The First Takeで結成40周年を迎えるロックバンドのボーカルの歌を聞いた時も、同じように感じた。当時圧倒的な歌唱力を誇り、大ヒットとなり幾度となく聞いた声との、違和感。サビの部分はあまりに苦しくて悲しくなる。ご親切に絶頂期の動画も並んでいたので、何とはなしに聞いてみた。ライブのアンコール放送にも関わらず、その声量と表現力によって原点とも称される動画に、思わず震えた。生業としている以上、円熟と言われるか劣化と言われるか、何らかの評価を受ける事は避け難い。コツコツと積み重ねていくことが後に大きな差となるのかもしれないと思うのだけれど、若い時には気付かなくて。当然と思えることすら失ってしまうという残酷な現実。これからリカバリーは出来るのだろうか。
ワンルームマンション投資
不動産Gメン滝島のYouTube動画を拝聴。
10年以上前に某学会（年会）に参加した際、無料の飲料コーナーと勘違いしてワンルームマンション投資のブースに入ってしまい、イケメンにロックオンされて変な汗をかいた事を思い出した。その学会参加者の年収はピンキリ（下は300万から上は一桁、場合によっては二桁上）だと説明して、私は底辺層だから絶対無理です〜と何とか逃げ切ったのだけれど。へぇそうなんですが、と人の良いイケメンは感心したように私の話を聞いて納得し、お菓子を沢山くれて放流する気配を見せた。もう少し年収が上がったら考えてみたいです〜と心にもないことを言ってふと隣を見ると、ブランドで身を固めた年齢高めの女性がロックオンされていたので（多分私が呼び水だった様子）そそくさとその場を離れた。最短時間で無事に逃げ切ることが出来たけれど、YouTube動画でカモの3パターンが紹介されていてガクブルだった。断トツが紹介（紹介した人が紹介料を貰える）、次がセミナー（勉強会を騙る）、最後はキャッチセールス（若い子がバイトでキャッチ、マニュアル完備）。ワンルームマンションで儲かっている人は見たことがない、もし物件買ってしまっていたら（持っていたら）即売却をお勧めする、という話だった。昔の自分、GJ。
末は博士か大臣か
ふと、今時のこども（小学6年生）に人気の仕事は何だろうとググってみたら、スポーツ選手、教員、漫画家と。これが高校3年生になると、大多数は「なりたいもの」ではなくて「なれるもの」を目指すようになる（夢も希望もなくなる）。今や博士は溢れかえり、大臣の不祥事も止まらないのだから、まさに職業に貴賎なし、儲けたモノ勝ち。
令和6年能登半島地震
発生から3時間が経過するのだが、内閣総理大臣の存在感が全く感じられない。たった1回、当たり障りのない会見を開いただけで、具体的な支援策がない。がっかり。
崩れたケーキで生きを死体
というゲームがあるらしい。ググっていたら偶然見つけたのだけれど、タイトルからして鬱ゲーの香り。いやいや、聖なる夜の主役がグズグズのグダグダという罰ゲームに比べたら、まだマシなのかもしれない（意味不明）。
顔面ケーキ後のように崩れたソレは、無事に役目を果たせたのだろうか。某カフェのおせち事件や着物レンタル業者の倒産に匹敵すると思われるトラウマ事件、被害者の心中やいかに。
オワコン確定
レコ大と紅白。日本人初の快挙を讃えられるべき大賞が金に塗れたモノで、紅白を賑やかしてきたグループが欲に塗れたモノで。その穴埋めになるものに相応の価値があるのかどうか。
最近は見分けがつかない真っ赤な偽物が横行している。去年、コスパの良いカカオトリュフを見つけた。味わいも良かったので今年もリピートしようとだが、ふとその安さに疑念が湧き買い控えた。その直後、偶然見た動画で「カカオ加工品（植物油脂と砂糖とココアの錬成物）」だと知って「チョコレートじゃないんかい！！」と盛大に突っ込んだ次第。実生活でも偽物と本物の区別がつかない人は生きにくくなり、偽物で満たされる人が生きやすくなっているという世知辛さ。
